CSR
「社會との共生」として地域社會に貢獻するために
私たち鈴與グループに息づく「共生(ともいき)」という精神。この考えの中に含まれる「社會との共生」は、鈴與グループと地域社會とを結びつける精神的基盤でもあります。當社では、次のガイドラインに基づき、國內外において、人権を尊重し、関係法令、國際ルールおよびその精神を遵守しつつ、持続可能な社會の創造に向けて、高い倫理観をもって社會的責任を果たしていきます。そして、「社會との共生」を実現するため、本業によるより良いサービスの提供を通じて皆さまに貢獻することはもちろん、スポーツ?教育?文化?福祉など、さまざまな分野への支援に取り組んでいます。
清水エスパルス
市民と地域のスポーツ振興を支援
1998年2月より、鈴與グループはJリーグのプロサッカーチーム「清水エスパルス」の運営支援を行っています。サッカー王國として名高い靜岡?清水に生まれ育てられた企業として、エスパルスを支え見守ってくださる市民の皆様の聲にお応えしていきたいと考えています。そして、エスパルスの支援を通じて、市民と地域のスポーツ振興に寄與しています。
また、日本プロスポーツ界初の“カーボンオフセットクラブ化”を宣言したエスパルスの活動に鈴與グループも賛同し、エコ啓発イベントの開催や保育園?幼稚園?小中學校の運動場の芝生化などのサポートを行っています。

靜岡理工科大學
地域のさらなる発展を目指して
靜岡県は首都圏と中部圏の間に位置し、多彩な産業が展開しており、さまざまな先端技術が集積する一方、理工系の高等教育や研究機関の配置が十分ではありませんでした。
各界各層から大學教育?研究體制の充実?拡大の強い要望がある中、1991年4月、靜岡県下初の理工系大學として、緑豊かな袋井市の丘陵地帯に「靜岡理工科大學」を開學しました。
初代理事長として八代 鈴木與平が就任するとともに、鈴與グループも積極的にバックアップ?,F在、靜岡理工科大學は2學部5學科?大學院修士課程2専攻の大學となり、未來を擔う人材育成を通じて、地域の発展に貢獻していくことを目指しています。

フェルケール博物館
清水港の昔と今を伝えるために
ドイツ語で“交通”を意味するフェルケール。同博物館は、人と海の交流する港にスポットを當て、鈴與グループ発祥の地?清水港の歴史資料や港灣資料を多數保存?展示しており、清水港の生い立ちから現在までの変遷を學ぶことができます。
鈴與グループでは、港の仕事に従事する企業として、現在の博物館の前身である清水港灣資料館が設立された1977年から、この博物館を全面的に支援しています。
また、隣接するフランス料理レストラン「ミクニ?シミズ」では、フレンチシェフ三國清三氏プロデュースのもと、地産地消?地元の若手シェフ育成?食育イベント開催などの地域振興?街のにぎわい創出を実現しています。

水口屋ギャラリー
由緒ある旅亭の歴史を後世に
江戸時代には東海道興津宿の脇本陣として、明治?大正?昭和期には別荘旅館として繁盛し、多くの政治家や蕓術家、文化人が訪れた一碧樓水口屋。西園寺公望、伊藤博文など、政治?経済の表舞臺で活躍した人たちをはじめ、1957年には昭和天皇?皇后両陛下も宿泊されましたが、1985年、靜かにその歴史に幕をおろしました。
鈴與グループは、約400年続いた宿屋の歴史を後世に伝えるべく、1999年に「水口屋ギャラリー」を開館。水口屋ゆかりの客人たちが殘した書簡?水墨畫?掛軸や、昭和天皇?皇后両陛下ご使用の食器などを展示しています。

福祉施設 「宍原荘」
福祉サービスをご利用いただくために
靜岡県中部地區における知的障がい者の支援環境改善を目指し、1975年に七代 鈴木與平を理事長とし「玉柏會」を発足させました。同年12月には、清水區宍原において知的障がい者入所施設「宍原荘」の運営を開始。2013年には耐震性に優れた新棟を建設し現在に至っています。
また「玉柏會」は、清水區梅田町にて通所型の知的障がい者就労支援施設「みすず」の運営も行っています。両施設の納涼祭、福祉祭りなどのイベントには鈴與グループ各社が協力し、ボランティアとしてグループ社員も積極的に參加しています。

靜岡市立清水病院と醫療研究奨勵「鈴與基金」
地域醫療の充実と発展を支えて
1940年代當時、それまで清水市(現?靜岡市清水區)に公共の醫療施設がなかったことを発端として、七代 鈴木與平が病院用地を確保し、建物?設備などを整えた上で市へ寄贈したことにより、市內初の公立病院が設立されました。1988年の移転と同時に18の診療科を持つ県下有數の総合醫療機関となり、現在では県內外からの広域な醫療ニーズに応えています。
また、同病院の移転と併せてスタートした「鈴與基金」は、醫師の先端研究?技術向上に対するサポート基金として、地域醫療の発展をバックアップしています。

地域貢獻活動
募金活動や清掃活動、ボランティア活動など、「共生(ともいき)」の精神のもと、地域社會の一員としてできることは何かを考え、貢獻活動につなげています?,F在では、創業の地である靜岡を中心に、事業活動を支える地域への”感謝の気持ち”を大切にし、社員一人ひとりがボランティア活動に參加しています。

社會貢獻事業